東京都練馬区の在宅診療クリニック「シルバーケア クリニック」

当院の目指す在宅診療

さて、病気の進行と診察の頻度などについて考えてみますと、病状の安定していない入院患者さんに対しては、一日に何回も診察が行われます。しかし、安定してくるにつれて一日に1~2回の診察で十分となり、さらに安定してくれば数日に1回の診察でも十分となってきます。完全に治癒に至れば退院であり、もはや医療を要しない状態となりますが、不幸にして後遺症を残して外来通院困難な場合には、そこで在宅診療の出番となります。

自宅の病院化 安心の支援体制

このような患者さんでは毎日の診察は必要ないのですが、病状に変化がなくとも定期的に診察を行って患者さんの状態を把握することが必要となってきます。安定してしまえば往診は終了するのが普通でして、この点で「在宅診療」と「往診」とは全く異なるもので、逆に、安定しているからこそ何日かに一度の訪問による「在宅診療」が必要となるのです。

これは、見方を変えると「自宅の病院化」ともいえると思います。つまり、在宅診療によって自宅を病院の病室と同じレベルまでの安心と支援体制を作ることが可能となるのです。当院の目指しております在宅診療はそのような内容であり、場合によっては在宅での「看取り」についても対応いたしております。

〒177-0044 東京都練馬区上石神井2-37-5 シルバーケアクリニック 院長 長坂不二夫

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